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世間体のいい職業5選!【就職の方法】

世間体の良い職業を彷彿をさせる職業のキャラクターを幾つか配置

"モテたい!""身内や友人に認められたい!""理想のパートナーを見つけたい!"と思っている方は多いと思います。

そして、『世間体が良い職業』を知りたい理由はこれらが代表的かと思います。

  

本記事では、これらの要望に合う様に大企業が手掛ける以下4つのランキングをもとに、世間体のいい職業を紹介します。

  1. 子供が憧れる職業
  2. 親が子供になって欲しい職業
  3. 給料の良い職業
  4. 合コンでモテる職業

参考:
小学生に聞いた“将来なりたい職業”モテる職業ランキング高収入の仕事に就きたい!給料が高い仕事TOP100

 

紹介後には、世間体のいい職業に就くための方法や費用もまとめています。
ただし、多くの職業には資格が必要です。

 

資格を取得することが難しい場合は、世間体を気にしない方が幸せになることがあります。
本記事では、そうなるための方法もまとめています。

 

人生の転換点のきっかけになるかもしれませんので、一度目を通してください。

世間体のいい職業まとめ5選

  1. 医者
  2. 学校の先生 (大学教授)
  3. 弁護士
  4. 公認会計士
  5. パイロット

子供たちの憧れや親の期待、高い報酬、合コンでのモテ要素を組み合わせたランキングです。

このランキングから世間体のいい条件を纏めていきます。

世間体のいい職業の条件まとめ

  • 子供からは、小さいころから身近に触れていた職業が憧れとして、なりたい職業ランキングに入っています。
  • 大人からは、雇用の安定性、収入の安定性のある職業が人気となります。

子供は夢を見ていて、大人は現実ばかり見ているからでしょう。

職業子供の憧れ大人の評価
医師
学校の先生
(大学教授)
弁護士
公認会計士
パイロット
Youtuber、保育士
世代別評価詳細

子供たちが憧れていた職業が、収入面、安定性も伴えば、世間体良い職業ランキングトップになります。

 

一方で、Youtuberや保育士などは子供たちに憧れられていました。
しかし、大人たちは給料が低い事や安定しないために支持しませんでした。

世間体のいい職業に就く事は非常に難しい

多額の学費ローンが発生する
Christo AnestevによるPixabayからの画像

この理由は主に2点あります。

  1. 難関な国家資格を取得する必要がある
  2. 多額の学費や、特定の知識・技術の取得に時間と労力が必要となる

例えば、弁護士になるための司法試験は超難関で、合格率は約30%です。
さらに、医者やパイロットになるためには、専門の学校に通う必要があり、その学費は多額です。

 

このように、これらの職業に就くためには、専門的な知識の習得が必要であり、それには多くの時間と費用が必要になります。

この為、世間体のいい職業に就くこと自体が難しいと言えます。




 

次に、具体的に各職業ごとの就職フローを解説していきます。

医者になるための道のり 

医者になるためには、まず医学部に入学する必要があります。

その後、医師国家試験に合格すれば医師の免許を取得でき、研修を経て医者としての道を歩みます。


  • step.1

    医学部の大学(6年間)


  • step.2

    医師国家試験


  • step.3

    臨床研修医(2年間)


医者になるための難易度を上げているのが、大学の医学部の高額な学費です。

3,300万円の学費は一軒家を購入するのと同等の金額ですね。
住宅ローンでしたら、月々の返済は約10万円になります。

 

各大学では、医師国家試験の合格率が公開されています。

最低でも80%以上となっているため、医学部に入学さえできて、きちんと勉強を積み重ねれば、医者になることは十分可能です。

平均年収医者になる費用難しさ
1,197万円3,300万円程度
(私立大学の学費を想定)
必要偏差値60以上

参考サイト:
医師とは?
医学部受験マニュアル
クリニック開業マガジン

大学教授になるための道のり

通常、教授になるためには博士号を取得する必要があります。
このためには、大学卒業から最低でも5年以上時間がかかります。

その後も教授になる前には多くのステップが必要になります。


  • step.1

    大学院修士・博士課程


  • step.2

    大学講師


  • step.3

    助教・准教授


しかし、博士課程を修了したからといって必ずしも大学教授になれるわけではありません
そのための採用枠が大学に存在する必要があり、実際には運やタイミングも重要な要素となります。

資格が必要ない代わりに、自身の研究成果や論文が認められるなど、ある種の"営業力"も必要とされます。

平均年収教授になる費用難しさ
1,191万円700万円程度
(大学院博士課程までの学費)
全国700ある大学の教授枠に
空きがないといけない

参考情報:
東進:未来の職業研究所
LID MEDIA

弁護士になるための道のり

弁護士になるためには、まず司法試験に合格する必要があります。
その後、司法修習を終えて法曹資格を取得すれば、弁護士として活動できます。
しかし、司法試験は非常に難易度が高く、合格率は約30%と言われています。

 

さらに、司法試験を受験する事自体に資格が必要になります。
これも弁護士になるための障壁となります。

 

受検資格取得までの具体的な道のりは以下の通りです。

  1. 法科大学院に2-3年間通学して勉強し、司法試験に挑むコース
  2. 予備試験を3回通過して、司法試験に挑むコース

独学で資格を取得することも可能ですが、それはほとんどの人にとって困難でしょう。
通常は予備校や学校に通い、約6〜8年間の学習が必要となります。

平均年収弁護士になる費用難しさ
1,028万円約300万円以上司法試験の合格率は約30%

参考情報:
日本弁護士連合会
資格広場

公認会計士になるための道のり

公認会計士という職業に就くためには、資格取得が必要です。
資格取得出来たら、多くが監査法人に就職して公認会計士となります。

しかし、この資格試験は非常に難易度が高く、合格率はわずか7.7%です。

特定の受験資格は必要なく、誰でも試験に挑戦可能なため、受験者数は医師や弁護士に比べて多いのです。
結果的に、受験者数が多い分、合格率が低くなる傾向にあります。

 

公認会計士を目指す人は、どの大学に通っていても、予備校に通うか自己学習を選ぶことが一般的です。

実力次第で、誰でもチャンスがあるという点で、この職業は非常に魅力的です。

平均年収かかる費用難しさ
1,042万円約60万円以上公認会計士試験の合格率は約7.7%

参考サイト:
資格の学校TAC

パイロットになる道のり

パイロットになる方法は3つあります。

  • 航空学校に通う
    • 専門的な技術を身につけることができますが、医学部に匹敵する多額の学費(約3,000万円)が発生します。
  • 航空会社に入社
    • パイロット研修プログラムを提供している航空会社は限られているため、競争率は非常に高いです。
  • 自衛隊に入る
    • 自衛隊では厳格な研修プログラムを経てパイロットになることができますが、他の訓練としても非常に厳しい状況に置かれることになります。

 

これらのパスを経てパイロット資格を取得しますが、3種類の資格が存在し、特定の資格がなければ乗客を乗せる飛行が許可されません

また、格安航空会社が増えてきている現状では、会社によってパイロットの収入が大きく変動してきています。

平均年収かかる費用難しさ
1,191万円約2,000万円以上自社養成パイロットプログラム
合格倍率100倍

参考サイト:
未来の職業研究
コレカラ進路.jp

 

以上が世間体のいいとされる職業への道のりについてのまとめです。

 

これらの職業は、想像以上の難しさや費用が伴う場合が多いことに驚かれた方も多いかもしれません。
しかし、これらの職業以外でも高い収入を得ることは十分可能です。
また、自分の興味や情熱に基づいてキャリアを選ぶことで、世間体を気にするよりも、より満足感のある生活を送る可能性が高いと私は考えています。

 

この辺りについて、次節では詳しく掘り下げていきます。

資格を取得する為にお金や時間が無い方々へ

UnsplashDovile Ramoskaiteが撮影した写真

多くの人々の羨望の的となる世間で評判の良い職業は、それが難しいからこそ高い収入を得ることができます。

しかし、そのような職業を追求するためには、多くの場合、大学進学の段階でその道を選んでおく必要があります。
すでに社会人となった後で、これらの職業への道を開くことは、とても難しい挑戦となるでしょう。

それは、自分自身の学習に専念できるような経済的余裕がある人は少ないからです。

 

しかし、才能や時間、お金が限られている状況でも、収入を上げるための手法は存在します。

それは、

「希少性」を高めること

 

「希少性」とは、他に類を見ない存在、つまり1万人に一人しかいないような存在になることを意味します。

次節では、その具体的な方法について詳しく説明していきます。

希少性を高めて収入を上げる方法

職業やスキルを掛け合わせることで、誰でも自身の希少性を高めることができます。

一般的に、特定の仕事に約一万時間(1日8時間労働で約5年)を投資すれば、その分野で100人に1人の存在になれますと言われています。

例えば、次のステップの様な形です。


  • 営業職で5年間働く

    営業の分野で100人に1人の存在になる


  • マーケティング分野に移行し5年間働く

    マーケティングの分野でも100人に1人の存在になる。


  • 結果、営業×マーケティングが出来る

    営業現場の実感を持ちつつマーケティング戦略を立てることができる、
    希少な存在となります。


この存在は、100×100=10,000分の1の存在になります。

この状態からさらに一万時間を投資して別のスキルや経験を磨けば、100万人に1人という、非常に希少な存在となるでしょう。
このレベルは、オリンピックメダリスト級の希少性とも言えます。

才能、時間、お金が限られた状況にある人でも、これは収入を上げるための一番手っ取り早い方法であると私は考えています。

私はこの方法を実施する為、営業からマーケティングへ転職を果たしました
逆にプログラマーを目指したこともありましたが、これは失敗に終わりました

参考サイト:
グロービス知見録
ダイヤモンドオンライン

世間体を気にする事を止めましょう

私たちは世間体に気を使うことをやめ、自分自身の価値観(好きなこと、心地の良い状況など)を尊重すべきです。
その理由は、他人にどう見られるかを制御することは不可能だからです。

あなたがどんなに素晴らしい人間であっても、全ての人に100%好かれることはないのです。
それならば、他人からの賞賛や認知を求めて仕事を選ぶよりも、自分が心から好きなことを仕事にする方が、あなたを幸せにする可能性がはるかに高いです。

 

この記事の要点をまとめると、他人の意見や期待に縛られず、自分自身の価値観に基づいて職業を選び、人生を生きることの重要性に焦点を当てています。

自分が本当にやりたいことが見つかっていない人はこの記事をお読みください

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