竹花さんは20代で事業を作り上げる程の行動力や知識が豊富にあり、発信内容は非常に勉強になります。
Youtubeで語られる2022年時点の総資産(投資先の株や現金、不動産等)は約30億円(参考動画)とされています。
そんな竹花さんの"お金に関する考え方"を2019年のYoutubeチャンネル登録者4万人程度の時(現在は40万人近い)から動向を追っている私がまとめていきます。
竹花さんというがどういう人かに関しては、以下の記事にてまとめております。
竹花さんのお金に対する考え①買い物上手であれ
竹花さんは、以下2点を意識して買い物する事で資産を増やしています。
- 買う物の価値がどの位上がるか
- 買う物の価値がどの位持続するか
買う物の価値がどの位上がるか
物の資産性を理解した上で買い物をすると買った物が値上がり資産が増加します。
竹花さんは以下の買い物をして12万円で買った物が120万円に値上がりしています。
- お酒を飲まないけど「山崎のウイスキー」を購入
- スニーカーの「アディダス ファレル」を購入
何故かと言うと、需要と供給の関係に起因します。
ウィスキーの需要と供給の例
【供給】
ウィスキーは熟成するのに非常に時間(数年から数十年)がかかる為、急激に生産を増やす事できない仕組みです。
【需要】
2014年頃から徐々に国内外の需要が増加しました。
国内:ハイボールが流行り、ドラマ(マッサン)の影響がありました。
世界:ウィスキー愛好家から日本産ウィスキーの評価を受けたりして購入したい人が増加しました。
この様な状況の為、飲みたい人が多い一方で生産が追いつかないので値段が爆上がりしています。
こういった情報を一早く取得して値段が上がる前に購入しておく事で資産を増やす事が出来ています。
浪費で無く投資に回し続けろ!!!
竹花さんは口癖のごとく叫びます。
お金をキャバクラや会社の愚痴を言う為の飲み会に使って翌日トイレに流してしまう様な浪費には使わず、上述した様な投資に使えと言います。
日本経済は下り坂であり、誰よりも勉強して情報収集して投資等の行動をやり続けないと、一緒に下って行って安定的に生活に困ることになります。
だから買い物する時は、今後どの位の価値があるかを考えた上で使う様にしましょう!
買う物の価値がどの位持続するか
売る時の事を考えて買い物をすると、損得が変わってきます。
購入価格 | メルカリ売価 | 実質購入価格 |
---|---|---|
10,000円 | 8,000円 | 2,000円 |
5,000円 | 0円 | 5,000円 |
古着のセレクトショップでコンバースのビンテージスニーカーを10,000円で買って、何回か履いて使わなくなったので売ったら8,000円で売れました。
そしたら、この買い物は実質2,000円で購入した事と同じことになります。
一方で、ユニクロで買った5,000円の靴は、供給過多であり誰でも何処でも手に入るので、売ることは出来ませんでした。
こうした場合に、一見10,000円の靴を買った方が資産が減っている様に思えるかもしれませんが、売る時を考えて買った場合には10,000円の靴の方がお得な買い物になることでしょう。
これら感覚を身に着けておく事が資産持ちになる近道です。
情報元動画はコチラ↓
私の解釈:投資家になる前のトレーニングが必要
投資家になるには、実業家になって"元手資金を作る事"や"事業の仕組みを知る必要がある"と本やYoutube等で良く目にします。
しかし、自分が投資家でも無い時から好きな分野(お酒、車…等)に於いて投資の考え方(需要と共有、世間からの認知度など)の訓練が大事だと考えています。
お金の使い方もスキル(技術)であり、練習しないと上手く使う事は出来ないからです。
宝くじが当たった人には、「その日から読む本」(ローン返済を優先する等の内容)という冊子が渡されるそうです。
大金を手にした人は、徐々に生活水準を上げてしまい身を滅ぼす事が多いからです。
だから、資産家になりFIRE(経済的)したい人は、投資家で無い時から身近な物で物の価値を見極める力の訓練が大事だと考えています。
竹花さんのお金に関する考え方②徹底した節税
会社員はどんだけ頑張って残業して給料上げたとしても、お金持ちになるには難しすぎる。。と言います。
何故かというと、日本は累進課税制度というのがあり、多く稼ぐ人には多くの課税がされるし児童手当などの補助金も出ずらくなるからです。
所得金額 | 税率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
・・・・ | |
900万円-1,500万円 | 33% |
4,000万円以上 | 45% |
解決策は兼業や副業をして開業届(事業届)を出し、個人事業主となる事です!!!
日本の様な資本主義というゲームでは行動する人には有利になっていると言います。
ここの私の解釈は、行動する人=自分で事業や投資をする人であり、その人たちに有利=税制上のメリットを享受できると考えています。
税制上のメリットを受けられる例
個人事業主が受けられる会社員とは異なる税制上のメリットを幾つか紹介してくれています。
事業譲渡
株式会社の売却益(株式譲渡の場合)に対しては累進課税では無く約20%の税金(所得税+住民税等)となります。
同じ1,000万円を給料で手に入れた場合と売却益で手に入れた場合では130万円も手残りに差が出てきます。
100円のコーヒーの購入
【会社員】
課税所得
100円使うには125円稼がないといけない
税金(約20%とした場合)
125円の課税所得に対して25円の税金がかかる
可処分所得
税引き後の100円でコーヒーが買える
手残り
0円
【個人事業主】
事業所得
同様に125円稼いだ場合
経費(会議費)
事業所得で100円のコーヒーが買える
税金(約20%とした場合)
コーヒーを買った残りの25円に20%の税金がかかる(5円)
手残り
20円
この様に会社員と個人事業主では"かかる税金"や"受けられる控除"が異なります。
これが、竹花さんが言う行動する人が有利になる理由です。
言葉の整理
- 課税所得:収入いくらですか?=給与明細の額面と言われる物
- 可処分所得:所得いくらですか?=手取りと言われる物
課税所得 - 控除(経費) = 可処分所得
※控除とは:個人個人の生活環境の違いを公平に反映させる物です。
例:子供が3人いる人と子供が居ない人ではかかる生活費が異なる為、これらを平等にする為に子供3人いる人には控除があります。
個人事業主は経費を使えるので会社員より可処分所得を増やすことが出来るというイメージです。
年収1,000万円で所得が500万円の人と年収600万円だけど所得が500万円の人は同じレベルで使うお金があるという事になります。
会社員と個人事業主を両立するメリット
自分の家賃やスマホ代、旅費を経費として処理する事が可能となります。
詳しくはコチラ↓
会社員と個人事業主の両立メリット具体例:損益通算
1,000万円の課税所得があり300万円の税金が取られている人が居たとします。
しかし、この人が個人事業主で600万円の経費があれば1,000万円から経費(600万円)を引いた400万円に対してのみ税金が発生するはずなので、本来100万円しか税金がかからないです。
この場合、確定申告を行えば200万円が払い過ぎた税金として戻ってきます。。!
税金は無知の罰金!!!
上述した通り、様々な方法で払うお金を減らすことが出来ます。
それなのに、大抵の人がこれらの事をやらずにNetflixやYoutubeをダラダラ見て時間を過ごして、知らないがために思考停止で払っています。
だから、竹花さんは良く「税金は無知の罰金」と言います。
企業や国は国民の面倒を見切れなくなってきています。
終身雇用は終わりを告げ、年金も貰えるか分からない時代に入ってきているのに、老後は3,000万円必要となります。
結局、頼れるのは自分だけです。
知識と技術を上げて行動して、目標や夢を達成させましょう!!!
③子供の教育方法
欲しい物を与える事は簡単だけど、それでは勉強にならない為、どうやったらモノが手に入るかのプロセス(過程)を教える方が大事。
今の時代に前習え教育は全く役に立たなくて子供には大人と同じくクリエイティビティー(創造性)等を教える事が非常に役立ちます。
魚が欲しい人に対して魚の釣り方を教えてあげると言った具合です。
実際に竹花さんは子供にレモネード屋を自分で作らせて自分でお金を稼ぐことを経験させてから、欲しい物(アイスクリーム等)を手に入れる事をさせているそうです。
おさるのジョージでも、子供が工事現場の近くでリンゴジュースを販売したり、落ち葉のお掃除代行サービスをしてお小遣いを手に入れたりしていました。
金持ち父さん貧乏父さんの本の話の中でも子供が不要な漫画を集めて図書館を開いてお金を手に入れています。
海外では当たり前の教育方法なのかもしれません。
以上が総資産30億円の竹花さんのお金に関する考え方でした、参考にして今から行動に移しましょう!